2014-10-16 第187回国会 参議院 農林水産委員会 第2号
○政府参考人(本川一善君) 今年一月に情報開示請求を受けまして、我々調査をいたしましたところ、情報開示請求としては、一九五四年から六〇年までに水産庁で作成したビキニ核実験に関連する文書一覧、一式というのを要求をいただきまして、保存年限は当時二十年、今で三十年でございますけれども、水産庁の倉庫に残っておるかというのを調査しましたところ、まさにおっしゃるとおり、ビキニ被災事件に伴う賠償措置の経過についてという
○政府参考人(本川一善君) 今年一月に情報開示請求を受けまして、我々調査をいたしましたところ、情報開示請求としては、一九五四年から六〇年までに水産庁で作成したビキニ核実験に関連する文書一覧、一式というのを要求をいただきまして、保存年限は当時二十年、今で三十年でございますけれども、水産庁の倉庫に残っておるかというのを調査しましたところ、まさにおっしゃるとおり、ビキニ被災事件に伴う賠償措置の経過についてという
二つ目の問題として、ビキニ被災事件に関して、これもまた基本的姿勢をお伺いしたいのですが、御承知のとおりきのう三月一日は、太平洋ビキニ環礁でアメリカの水爆実験が行われて日本の第五福竜丸が被災をして三十周年に当たるわけです。この結果、二十三名の乗組員が被災しましたし、死の灰をかぶったわけですし、無線長の久保山愛吉さんは、原水爆の犠牲は自分を最後にしてほしいと言い残して亡くなられたわけでございます。
○岡井説明員 お尋ねのビキニの被災事件に伴う損害補償の問題につきましては、米国政府と種々接衝を重ねました結果、昭和三十年一月四日に政府は米国から慰謝料といたしまして二百万ドル、日本金に直しまして七億二千万円を受諾することを閣議決定いたしまして、一月十一日ビキニ被災事件損害の補償措置に関する打合会、当時の官房長官を会長といたしましたものを設置いたしまして、関係各省担当官の十数回にわたる協議を経まして、
各委員から申し上げた通り、御多忙の中を御出頭願いましたのは、ビキニ被災事件にかかる補償の問題について、国会事務局あるいは国会議員等の関係に不正事件がなかったかということが、御出頭を願い、本委員会が調査した主眼点でございます。
本会といたしましては、五三号で「ビキニ被災事件に係る慰謝料の支払について」という表題で発送をいたした事実はございます。その内容について御説明いたします。
○井上委員 この際、本委員会でちょっと御相談を願いたいのですが、それは昨日予算委員会におきまして、わが党の今澄勇君から、昭和三十年八月十一日、日本鰹鮪漁業協同組合連合会会長横山登志丸君の名前によりまして、ビキニ被災事件にかかる慰謝料の支払いについて汚職がある、綱紀が頽廃しておるということから、この横山登志丸君が代表として関係方面に送付されました文書を土台にして、発言がされております。
○井上委員 なお、参考書類といたしまして持ってきていただきたいのは、ビキニ被災事件に関する慰謝料の支払い関係の明細書、これをぜひ一つ持ってきていただきたいと思います。そうしないと、これらの書類とに食い違いがあるかもしれませんから、ぜひ一つ原本をお持ち願いたい。
○政府委員(田上辰雄君) 配分関係につきまして特に関係各省十分協議をいたし、全体の調整をはかるために内閣は、先ほど床次次官の申されましたビキニ被災事件損害の補償措置に関する打合会というのが今月の十一日閣議決定になりまして、置かれたのでございます。
かように決定いたしまして落着を見た次第でありますが、この措置に対して、いかがするかというお尋ねでございますが、この二百万ドルの配分に関しましては、今後の具体的な措置を決定する必要がありますが、これに関しましては特に内閣に関係各省からなりますところの打合会を設けまして、審議の上適正な解決をはかる考えでありますが、打合会の非常に長くなっております、ビキニ被災事件損害補償打合会、かような名前をもちまして各省
ビキニ被災事件が発生して以来、私は問題の重要性に顧み、深い関心を持つて事態の推移を注視して参りましたが、これにつき国の内外において国際法を無視した言動あるいは国際法を誤解した言動がなされるのを見聞いたしまして、まことに憂慮にたえません。私の観点からこの事件に関する国際法上の論点を整理いたしますと、主要なものは大体において次の三点に帰着するかと思います。
ビキニ被災事件後政府が直ちにとらなければならなかつた措置の一つは、実にこの具体的な補償を暫定的に決定してこれを即時実行することであつたのであります。一体アメリカからの補償費が出るまで無為無策で待つておられましようか。私は直ちに生活に窮しつつある被害者並びにその家族に対して取りあえず補償の一部を支払いすべきことを要求します。